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エグゼクティブパパ&ママの子育て 3
アメリカのプログラミング教育から学ぶ、これからの時代に必要なITスキルとは?




今、習い事で人気となっているのが、プログラミング教育。
プログラミング教育をしてこなかった親世代には、どういったことを学べる場なのかがよくわからないので、
「そもそも、なぜプログラミングを習わせた方がいいのですか?」
という質問を受けることがあります。

まさに、日本のIT教育やプログラミング教育の場合、ITが人間の仕事を奪う結果にならないかという悪いイメージが先行してしまい、それらの技術を使ってどんなことができるのか、プラスの想像をすることができません。

私も移住した当時、オバマ大統領の教育政策により、国をあげてSTEM教育が導入され始めたばかりで、
「プログラミングができるとどうなるの?」と、疑問に思っていました。



でも、新しいことには何でも早くに挑戦したもの勝ちだと考えていたので、15年前に息子の小学校受験をする時に、最新のIT教育を導入している学校を迷わず選びました。

小学生にどうやってIT教育をするのか、私も知りたかったからです。15年前の話なので、今とは少し違うのかもしれませんが、当時は教室に一人一台のパソコンがありました。



その頃、iPadを使ってお絵かきしていた子どもたちが、今は20代、30代となり、世界のIT産業をリードしています。

では、15年前からアメリカの学校では、一体、どのようなIT教育をしていたのかというと、実績のあるプロの先生が、子どもたちからどんな質問をされても丁寧に答えていました。

アメリカの親の多くは、スペックの低い子ども用のコンピューターは、才能の限界を作ってしまうので与えず、あえて大人と同じPCを使わせています。

プログラミングコードは、コンピューターと会話するための言語に当たるので、まるで語学学習の一貫のように子どもたちにも教えていました。



プログラミングとは、人間の生活や社会の課題を解決する新しいものを作り出すためのツールです。始める前に先に作る目的を定めて、子どもたちの想像力を引き出しながら、問題解決能力を高めるように誘導していきます。

技術的なことを教えつつも、達成する喜びも味わえるように教えていたことが、とても印象的でした。

格差社会の激しいアメリカでは、ITスキルの取得によって、貧しい子どもたちが未来を自分の力で切り開くチャンスとなっているからこそ、国をあげてSTEAM教育に力を入れています。

日本の学校でも、これからプログラミング教育が導入されるそうですが、コードの暗記などがテストで出題される可能性が高そうです。

従来の日本の英語教育と同じように、テストの点数はとれても、実践の場で全然使えないという残念な結果にならないことを祈るばかりです。

プログラミング教育は、先生選びがとても重要になります。

子供がコンピューターを使ってどんなことをしたいのか?がとても重要で、そのためにはプログラミングをどう活かせばいいのかをアドバイスできる実践型の教育を行うプロから学ぶのがよいかと思います。

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執筆者プロフィール
イゲット千恵子


Chieko Egged USA Corp
株式会社イゲット千恵子
代表取締役 Chieko Egged

「経営者を育てるハワイの親 労働者を育てる日本の親」の著者。17年前にシングルマザーで3歳の子どもを連れてハワイへ教育移住し、子どもに費やした教育費の総額はなんと5,000万円にもなる。それらの経験から、アメリカ人富裕層の教育投資情報に詳しい。

現在は、子どもにビジネスの基礎を身につけてもらうためのスクールである「CEOキッズアカデミー」を日本全国および海外に展開し、世界最大の女性起業家ビジネスコンペ、カルティエウーマンズイニシアティブにて東アジア女性起業家4位を受賞。世界各地でセミナー講師として活動し、のべ5,000人以上の方が受講している。

日米で2社の会社を経営している他、教育移住コンサルティング、ハワイM&A、教育、通販、オンラインスクール、オンラインサロン、輸入ビジネスなど16個の収入源をもつ。

HPホームページ
https://chiekoegged.com/