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キャリアアドバイザーが教える
子育て中に転職を成功させるポイントとは?




子育て中に転職をしたいと思っても、諦めてしまう人が多いのではないでしょうか。

育児中は、子どもの急な発熱などで仕事をお休みすることもあるため、転職するときも希望ではない仕事や条件を受け入れるのが当たり前だと、ネガティブに捉えている方も多いと思います。

今回は、子育て中でも自分が望む条件で転職を成功させるコツをお伝えします。

1.転職は社会の動きを知ることから



実は、希望する仕事につけたり希望が叶う確率は、子育て中といった個人の状況よりも、雇用状況や社会情勢によって大きく左右されます。

転職市場が求職者が有利な売り手市場の場合と、企業が有利な買い手市場の場合では、同じ人でも転職が成功するか否かは大きく変わってくるのです。

例えば、今はコロナ禍の影響で、2018年まで伸び続けていた有効求人倍率が一気に下がり、現在の転職市場は厳しい状況だと言わざるを得ません。

特に女性の場合、少しでも若い方が転職には有利だと思い込んでいる人が多いような気がします。

35歳をすぎると転職は厳しい、40歳より39歳の方がいいはずなどと思い込んでいませんか?

しかし、企業側の人にしてみれば、1〜2歳の年齢差は、さほど重要なことではありません。それよりも、雇用状況が良いタイミングを見計らって転職活動をした方が、よりチャンスは広がります。

転職を考え出したら、有効求人倍率や求人サイトの求人ボリュームをチェックすることをおすすめします。

2.躊躇せずに応募すること



子育て中の場合、子どもがいなかった頃に比べて、転職先への希望条件が増える人が多いと思います。ということは、希望に近い求人が出てくる確率が低くなるということ。

そんな中で、この会社いいかも…という求人情報を見つけたら、躊躇せずに応募する度胸も子育て中の女性には必要です。

求人はナマモノです。いいなと思う求人が明日もあるとは限りません。眺めていても始まらないのが転職活動です。

「応募する=その会社で働く」、と思いがちですが、採用されるかもまだわからないので、変に構える必要はありません。

面接を受ける中で、ちょっとイメージと違うかな…と感じて、自分から辞退することだってあるはずです。



面接は会社も求職者も相手を知るための確認の場です。そのテーブルにまずは付くことから始めましょう。子育て中の転職活動は、スピード感も大切です。

そのために、いつでも応募できるように応募書類は常に最新の情報にアップデートして用意しておくこと。

またいざ面接となったときに、子どもを預かってもらえるように、家族や周囲の人へのサポートをお願いしておくことも必要です。

3.働き方が変わってきた今がチャンス



緊急事態宣言や感染対策でリモートワークが急速に普及した2020年から、既に1年が過ぎました。

リモートワークが選べるようになってきたことは、子育て中で働く場所や時間帯の制約があって諦めてきた女性にとって、大きなチャンスです。

今まで自宅から遠いといった理由で諦めていた会社に、転職することだってできるようになったのです。

また、転職活動をするときは、仕事内容だけでなく、自分自身の生活スタイルに合わせつつ、どんな働き方をしたいか? ということも、ぜひ考えてみてください。

もし、やってみたい仕事があるけれど、働き方が条件と合わない…というときも、そこで諦めずぜひ会社と交渉してみることも大切です。

子育て中だから…という理由でやりたい仕事を諦めなくてもいい、柔軟性の高い時代にはなってきました。むしろ、子育て中の女性にとっては大きなチャンスです。

もちろん仕事をするためには、採用されるだけの能力や意欲、スキルも必要になります。

自分がやりたいことは何か、その仕事につくためにはどんな能力が必要かをしっかりと考えて、それを面接の場できちんとアピールすることで、自分の目指すキャリアを掴んでいきましょう。

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執筆者プロフィール
水野順子


官公庁、企業人事、人材紹介会社勤務を経て、キャリアカウンセラーとして独立。こころとキャリアの専門家として、女性のキャリアデザイン、ダイバーシティ、女性の働き方を中心に幅広く活動中。今までに20,000人以上をカウンセリング。

得意コンテンツは女性のキャリア支援。女性のライフキャリアデザイン/ダイバーシティマネジメント/女性活躍推進/働く人のメンタルヘルス/働きやすい組織づくり