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エグゼクティブパパ&ママの子育て 4
アメリカの育児休暇って、どんな感じ?ナニーに育てられた富裕層の子どもたち




日本でもやっと男性の育休制度が導入されるようになりました。

きっと、会社もご家族も、みな初めての男性の育児休暇導入で戸惑っていることでしょう。

今回は、アメリカの育児休暇がどうなっているのかをお話しします。

まず、アメリカの場合、日本のように、有給で休める制度はありません。ほとんどの夫婦は共働きで女性もキャリアや役職をもっています。

産前の休みもなく、産後2週間から3ヶ月で復帰しないといけません。なぜならば、アメリカはジョブ型雇用のため、その期間内に復帰できない場合は、企業側がそのポジションに他の人を採用してしまうからです。



有給で育児休暇がある日本は、実は恵まれているのです。基本的にアメリカの夫婦は、リモートワークなどを導入しながら、融通の効く方が育休を取って、夫婦が働きやすい形で産後に子育てをします。

保育園の費用は、0歳児で月1,500〜2,000ドルと高額なので、所得のある人しか預けられないのが現実です。

そこで、エクゼクティブママたちの育休は、母親の代わりに子育てをしてくれるナニーの面接から始まります。



そして、ナニーが決まると、産休中にどんな子育てをしてほしいか、言語、教育方針、食事、生活環境、躾の仕方、生活のタイムスケジュールなどの希望を話し合い、安心して職場復帰ができるように準備をするのです。

息子の友だちに、ナニーに育てられた富裕層の子どもたちがいるのですが、とてもよく躾をされていて、コミュニケーション能力が高く、気の利く子たちばかり。

ナニーとの思い出がたくさんあるから、幼少期はとても楽しかったと話していました。



忙しさゆえにイライラしながら、両親が押し付けあって子育てをするよりも、親以外の誰かに愛情を持って育てられた方が、ずっと健全だと私は思います。

そうすれば、精神的なゆとりが生まれ、限られた短い時間だからこそ、子どもにも愛情をたっぷり注いであげることができます。育児ノイローゼとは無縁の世界で、子どもを育てる環境を作りたいですよね。

日本のパパとママも、もっと子育て支援などを活用してもらいたいです。

幼いうちから両親以外のたくさんの大人たちから愛情を注がれると、コミュニケーション力が磨かれて誰からも愛される子どもに育てることができますよ。

ぜひ、周囲の協力を得ながら、子育てを楽しんでみてくださいね。

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執筆者プロフィール
イゲット千恵子


Chieko Egged USA Corp
株式会社イゲット千恵子
代表取締役 Chieko Egged

「経営者を育てるハワイの親 労働者を育てる日本の親」の著者。17年前にシングルマザーで3歳の子どもを連れてハワイへ教育移住し、子どもに費やした教育費の総額はなんと5,000万円にもなる。それらの経験から、アメリカ人富裕層の教育投資情報に詳しい。

現在は、子どもにビジネスの基礎を身につけてもらうためのスクールである「CEOキッズアカデミー」を日本全国および海外に展開し、世界最大の女性起業家ビジネスコンペ、カルティエウーマンズイニシアティブにて東アジア女性起業家4位を受賞。世界各地でセミナー講師として活動し、のべ5,000人以上の方が受講している。

日米で2社の会社を経営している他、教育移住コンサルティング、ハワイM&A、教育、通販、オンラインスクール、オンラインサロン、輸入ビジネスなど16個の収入源をもつ。

HPホームページ
https://chiekoegged.com/