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子どもの習慣づけと仕組みづくり3(お手伝い編)
ゲーム感覚で取り組める、年齢別お手伝い表を活用しよう!


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こんにちは!家と心を輝かす片づけのプロ&ライフオーガナイザー®の松林奈萌子です。

『子どもの習慣づけと仕組みづくり』の連載3回目をお送りします。
今回は「お手伝い」を習慣化させる仕組みづくりについてのお話です。

お子様の自立のために身の周りのことを自分でできるようになってほしいと願うママは多いはず。

小さな頃から家事のお手伝いもしてほしいけれど、お子様がやる気がないと難しいし、やる気があってもママが忙しいときにはじっくり時間をかけてみてあげられません。

子どもに任せるのを足踏みしてしまっている方も多いのではないかと思います。

そこで、我が家はママが時間を割かなくても、子どもが自ら身の回りのお手伝いできるような仕組みを作ることにしました。 今回は我が家で導入した事例を3つ紹介します。

1:お手伝い表の導入



お願いしたいことを年齢に合わせて一覧化し、お手伝いすることでポイントが貯まるシステムを作りました。

ご褒美シール台紙を作成して、お手伝いの難易度によってゲットできるポイントを変えています。こうすると、ゲーム感覚で取り組んでくれるので、動機付けにぴったり。

ゲットしたポイントは年齢に応じておこづかいとして渡すようにすると、働いてお金を稼ぐという世の中の仕組みを理解することができるので、社会に出る前の訓練にもなると思います。

我が家は、昨年の休校休園中に導入しました。時間に余裕のある冬休みなどの長期休みに始めるのがおすすめです。

楽しい、好き、ご褒美がある、というプラスの感情とリンクさせると、継続してお手伝いしてくれるようになります。

2:得意なことをお手伝いに汎用



その子の得意なことを生かして、お手伝いに汎用すると、「役に立つ」「家族に喜んでもらえる」という気持ちが感じられるため、習慣化できます。


例えば、折り紙が得意なお子様には、みかんの皮を入れるゴミ袋を作成してもらう、元気いっぱいアクティブなお子様には、トイレットペーパーを棚に入れてもらう、お世話が得意なお子様にはお花の水やりをやってもらうなど、その子の性格によってお願いするお手伝いを決めると、意欲的に取り組んでくれます。

3:働かざるもの食うべからず



ある程度の年齢になったら、家事はママが全て行うもの、お手伝いはお願いしてやってもらうものではなく、家族の中の役割として子どもたちも率先してやるべきものだと認識させてくことも必要かもしれません。

ご家庭によって考え方は異なると思いますが、我が家では食事の準備などでは「働くもの食うべからず」と伝えて、お手伝いを促しています。

お箸を並べる、飲み物を用意、配膳、ご飯をよそうなどは、幼児期からでもできることです。小学生になればご飯を洗って炊く、食器洗いなども任せられるはず。

水を流しっぱなしにしたり、洗剤で泡だらけのままだったり、油汚れが落ちていなくてヌルヌルだったりと、最初は上手にできないかもしれませんが、小さいうちからお手伝いの種まきをしておけば、上達してできることがどんどん増えていきます。

年齢に応じて任せた家事を毎日こなしてもらえるように習慣化させることで責任をもって一つのことをやり遂げる、という経験を積ませてあげてください。

親の役割は、お子様がスムーズにお手伝いできるように、仕組みを整えてあげることです。家の中のモノが片付いていると、取り組みやすさが格段に上がります。

もうすぐクリスマス。「サンタさんも見てるよ〜♪」と伝えれば、お手伝いを継続する原動力になるかもしれませんね。

次回は子どもの習慣づけと仕組みづくりの「マナー編」をお送りします。

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執筆者プロフィール
松林奈萌子


家と心を輝かす片づけのプロ、マスターライフオーガナイザー®&メンタルオーガナイザー®
Jeweled House(ジュエルド・ハウス)代表

お子様の知的好奇心を伸ばし、ママ自身の人生を輝かす、心と空間の片づけのプロ。

10歳時に西宮市で阪神淡路大震災を経験。住まいが人の心に与える影響に興味を持ち育つ。

特有のアドバイスやサポートは埋もれていたモノや沈んだ心が次々と整い、家庭内に本来の輝きが戻ってくるため”魔法の手”と話題。

セミナーや講座受講者は2000名超。「億劫だった片づけが楽しくなる」と好評。「ライフオーガナイズの教科書」「片づけ収納ドットコム」等にて自宅掲載中。一男一女と夫の4人暮らし。

28才でライフオーガナイザー®として起業後、片づけ大賞2017グランプリ受賞。