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【下村さき チャイルドカウンセラーの子育てコラム】
我が家の『イヤイヤ期』の乗り切り方
『イヤイヤ期』がぐんと楽になる!育児ストレスが減る3つの乗り切り方




「お風呂入るよ〜」
「イヤー!」
「何が嫌なの?お風呂気持ち良いよ」
「イヤイヤイヤー!!」

名前からして壮絶な『イヤイヤ期』。我が家も長女が1歳半すぎから2歳頃まで、もれなくひどい洗礼を受けました。『イヤイヤ期』にストレスを抱えると、親のストレスから子どもに強くあたってしまうこともあったり、とにかく誰にも得がないですよね。

そこで、いかにして『イヤイヤ期』を乗り切るか、様々な方法を試してきました。結果、「これは使える!」と思った方法を3つ紹介します。

1.タイミング良く、何度も声かけする
現在3歳の娘がイヤイヤ期絶頂だったころ、一番大変だったのは、公園から帰ってくることでした。そのときに使ったのが、タイミング良く何度も声をかけること。

公園で遊んでいるときなら、砂場から滑り台に移動するときなどの『ちょっとした切り替え時』を狙って「あと10分で帰るよ〜」と、声をかけます。

お風呂の場合も同じで、絵本を読んでいるのなら「あと2冊読んだら、お風呂ね」。テレビを見ているのなら「この番組が終わったら、お風呂ね」と、とにかく細かく声をかけます。

子どもは何かに夢中になっているときほど、親の声が耳に入らなくなるので、その状態になっているときに「帰るよ!」「お風呂だよ!」と夢中な遊びを突然止めさせようとすると、イヤイヤスイッチがバーン!と入ってしまいます。そこで、アクセル全開状態にブレーキをかえていくイメージで、ときどき声掛けをしていくのが有効です。



2.「やりなさい」と言うのではなく、一緒にやる
2つ目は、「やりなさい」ではなく、「一緒にやろう!」と声をかけること。たとえば、着替えのときに、「ママが右の靴下やるから、〇〇ちゃんが左足やってくれる?」と言ってみたり、「おうちに帰るよ〜」の代わりに「どっちが早くおうちに帰れるか勝負しよう!」と言ってみたり。

夢中になっていたことを突然中断させられて『イヤイヤ』が発動する場面では、特に有効でした。というのも、「一緒にやろう!」だと、子どもの中で遊びが続くイメージが持てるから。「おうちに帰るよ!」だと、公園での遊びが終わってしまうように感じますが、「どっちが早く帰れるか勝負しよう!」なら、早く帰るという新しい遊びが始まるイメージに感じられるのです。

楽しそうな口調で、「よ〜し、〇〇しよう!」と声かけしてみてください。我が家では、キラキラした目で乗ってくれることが多かったです。



3.『特別対応』を発動する
とはいえ、1や2を試しても、どうにもならないことも多々ありますよね……。そんなときは、「特別対応」を発動します。

お風呂なんて1日入らなくても良いか。
お菓子、今日は1袋全部あげちゃっても良いか。
昼ごはん食べない日でも良いか。

どんなに色んな言葉をぶつけてもダメ、外出先で人の目が気になってイライラする、自分自身が疲れきってもう子どもに向き合いたくないと思ってしまった……そんなときは、「じゃあ、今回は特別ね」といって妥協しましょう。

30分多く遊ばせてあげたり、お菓子をいつもより食べさせてあげたり、お風呂に入るのを諦めたり、お菓子やジュースで釣ったり。毎日いつもいつもするには気がひけることも、「今回だけOK」「今日だけ良しとしよう」と『特別対応』を最終手段にしておくのも大事です。

親のイライラや焦りを子どもは敏感に感じ取ります。「なんとしてでも、言うことを聞かせなくては!」という姿勢で臨めば、子どもも「なんとしてでも、言うことを聞かない!」と、より強固になることも。

であれば、お互いのストレスをためないためにも、ときどきは子どもの気持ちに寄り添って妥協したり、折衷案に持ち込んだりすることが必要です。

『イヤイヤ期』真っ只中にいると、毎日ため息ばかり出てしまいますが、実際はとっても短い期間です。イライラしそうなときほど、「よし、この方法ならどうだ!?」と、ゲーム攻略感覚で試してみてくださいね。

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