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【下村さき チャイルドカウンセラーの子育てコラム】
俄然、やる気に!ママパパの言うことを聞いてほしいときに役立つ3つのワード




「今はしたくない!」
「これは嫌!」


子どもが自己主張を始め、親の言うことをすべて聞くわけでなくなるのは、嬉しい成長ですよね。 でも、理解はしつつも「ちょっと、今は言うこと聞いて……」と思う場面も多々あるもの。 そんなときに役立つ3つのワードをご紹介します。

1.「〜してくれたら嬉しいな」



子どもはいつも、自分の大好きな人を喜ばせたいと思っています。大好きな人の笑顔が大好きなんです。ですから、「〜してくれたら、ママ嬉しいな」というワードで行動を促すと、「そっか。私がこれやったら、ママ喜んでくれるんだ。……じゃあ、頑張ろう!」という気持ちになってくれます。

「〜してくれたら嬉しいな!」を頻発すると、「また〜?」と言われることもありますが(笑)、そんなコミュニケーションも含めてお互いに楽しめると、次には「また、やってほしいんでしょ?しょうがないな〜」などと言って、自分から率先して動いてくれるようになったりしますよ!

2.「上手だから、〜してくれたら助かるな」



1つ目と似ていますが、2つ目のワードは「上手だから、〜してくれたら、助かる!」です。これは子どもに限らず言えることですが、人は自分に貼られたレッテルを誠実に守る生き物だと言われています。そのため、「〇〇専門家」「主任」「リーダー」という肩書をもらうと、その期待に応えようと頑張る性質があるのです。この性質をうまく利用して、子どもをやる気にさせるのがこの「上手だから、〜してくれたら助かるな!」です。

たとえば
「〇〇ちゃん、お片付け上手だから、おもちゃ片づけてくれると助かるな〜」
「××くん、おはし使うの上手だから、ママに見本見せてくれると助かるな〜」

こんな風に自尊心をくすぐりながら、子どもをやる気にさせちゃいましょう!

3.「うさぎちゃん(ぬいぐるみなどの名前)が何か言ってるよ!」



最後は、親自身ではなく、ぬいぐるみなどに説得してもらう方法です。

「ねぇねぇ、うさぎちゃんがおうちでねんねしたいって言ってるよ?お片付けしてあげたら?」
「うさぎちゃんが、〇〇ちゃんのご飯食べるところ見てみたいって言ってるよ?たくさん食べられるところ、見せてあげたら?」


こんな風に声かけをします。

子どもの大切にしているぬいぐるみに普段から名前をつけておくと良いでしょう。ぬいぐるみが近くになければ、写真でも問題ありません。また、外出先で「あれっ、おうちで待ってるうさぎちゃんが、早く帰ってきて!って言ってるよ!」という風に使ってもOKです。

この言葉では、子どもの母性をくすぐることができます。ですので、ぬいぐるみじゃなく、子どもの弟や妹を登場させるのも有効です。自分より小さなもの・守るべきものに「良いところを見せよう」「何かしてあげよう」という気持ちで動いてくれますので、このワードでやる気になった子どもは、とても素敵な表情をしています。そんな表情を見られるのも、このワードを使う特権かもしれません。

いかがでしたか?

何もかも親の言うことを聞く子どもはいませんし、自立という面では、むしろそんなことはない方が良いです。でも、どうしても言うことを聞いてほしい場面では、ぜひ使ってみてください。親がイライラすることもなく、子どもも自発的にやる気になるので、一石二鳥ですよ!

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