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【下村さき チャイルドカウンセラーの子育てコラム】
「うちの子、どうしてできないの!?」と思わなくなる3つの思考法




自分の子どもは可愛いもの。でも、可愛さゆえに、他の子と比べて「うちの子、なんでできないの?」と不安になったり、落ち込んでしまったりすることってありますよね。

そんなときに知っておきたい、「うちの子、なんでできないの?」と、もう思わなくなる思考法をまとめました。

1.家できちんとしていないのは、むしろOK!



幼稚園や保育園では、「〇〇ちゃんはお友達にもとても優しくて、おもちゃの取り合いになったりしても『後で貸してね』って先に譲ってあげたりするんですよ」なんて言われるお子さん。でも、家では兄弟姉妹でとっくみあいのケンカ……自分の思い通りにならなくて叫ぶことだってある……。

「どうして、家ではできないの!?」って思いますよね。

でも、よく考えてみてください!大人だって、同じじゃありませんか?会社に行けばびしっとして、後輩から頼られ憧れられる仕事ぶりなのに、家に帰ったとたん、洗い物やお風呂が面倒くさくて後回しにしたり、脱いだ靴下や洋服を放ってしまう……。

外でしっかりできることが家の中でできないのは、むしろOK!それだけ、家が『安心な場所』『落ち着ける場所』になっていて、家族に甘えられるということなんです。

おうちでの多少のワガママも、「今日も、外で頑張ってきたんだな〜」と思うくらいで許しましょう!

2.こどもがちゃんと理解してるならOK!



「トイレに行ったら手を洗いなさい!」
「ご飯食べ終わったら片づけなさい!」

毎日毎日同じことを何度も言っていると「何度言っても、やってくれない……どうして、うちの子は……」と思って落ち込みますよね。

言ってもわかってくれない=理解していないのでは?と不安になることもあるかもしれません。でも、実際はきちんと理解してることの方が多いもの。頭で理解してても行動はできない……大人だって思い当たることがあるのではないでしょうか。

「どうしてできないの!?」と憤慨する前に、こどもが「〇〇だから、こうしないといけない」ということを理解しているかどうかを確認しましょう。理解できているのなら、行動できていなくてもちょっとだけ多めに見れるようになるはずです。

3.落ち着きがないのは、行動したいだけだからOK!



じっと椅子に座っていられない子っていますよね。そうすると、どうしても「うちの子は、どうしてじっとしていられないんだろう……」と不安になるもの。

でも、これも理由がわかれば不安はなくなります。

じっと座っていられない……つまり、落ち着きがなく、周りの別のものに目移りしたり、ずっと動き続けているような子は、頭で考えるよりも行動して知識などを身につけるタイプなのです。

これも大人と同じで、ただの性質。文字を読んでるだけで頭に入る人もいれば、紙に書き出した方が記憶できる人もいます。つまり、座っていられない子は、頭で考えるよりも体を動かしたり触覚で物事を捉えたり知識を身につけているだけのこと。

「座らなきゃダメよ!」といつもいつも言って聞かせるのではなく、むしろ子どもに思いっきり行動しても大丈夫な環境で好奇心を満たしてあげることの方が親として大事なことです。

そうすれば、どうしてもじっと座っていなければいけない場面では、言って聞かせることで「今はダメなんだ」と理解し、行動できるようになっていきます。

いかがでしたか?
「うちの子、どうしてできないの!?」という気持ちが生まれる理由はよくわかります。でも、実際は見てきたように、心配しなくても大丈夫なことがほとんど。

「どうして、うちの子は……」と不安になったときは、ぜひ思い出してみてください。


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