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【下村さき チャイルドカウンセラーの子育てコラム】
たった一つだけ!将来子どもが経済的に自由になるために、親ができる大切なこと




お金が人生の全てではない。そんなことは百も承知ですが、とはいえ、誰しも経済的に自由でいられるに越したことはないと考えています。可愛い我が子にも、お金の心配をしなくて良い生活をしてほしい……そう願う親は少なくないでしょう。

将来、子どもが経済的に自由になるために、親が今してあげられることがあります。今回は、この方法論をまとめました。

研究で明らかになった「経済的に自由になる、その要因」



ある研究結果があります。子どもが「自分の両親より経済的に自由になる場合、その要因は何だったか」という研究です。その結果は、ただ一つ。『何かの意思決定において、どのくらいの期間を考慮できるかということのみ』でした。

これはつまり、長期的な視野を持ち、将来の報いを得るために、即座の満足を後回しにする道を選ぶことができるかどうかということ。たとえば、テストで良い点をとりたいから、今はゲームばかりするのではなくテストの勉強をするという選択ができる子が、将来経済的に自由になれるということです。

大人の場合、わかりやすいのがダイエット。食事内容をコントロールすることがダイエットにつながることは明白ですが、「おいしいスイーツを食べたい!」という即座の満足を捨て、将来素敵な体型を手に入れることにまい進できる人は多くありません。

借金の有無と肥満者の割合という統計データでも、肥満者は借金しやすい傾向にあるという分析もあるほどです。

上手に我慢する方法を示してあげることが大事



大人だってなかなかできないのですから、子どもができないのは当たり前!まずは、「できないのが当たり前。できたらすごい!」ということを頭に入れておきましょう。その上で、親が子どもにしてあげられることは、『上手に我慢する方法を示してあげること』です。

大人でも「このスイーツ我慢すれば、痩せるよ」と言われても「そんなこと頭ではわかってるよ!でも我慢できないよ!」と思いますよね。

子どもだって同じです。「今は楽しいことを我慢して、嫌なことをやった方が良いよ」と言われても、響きません。 むしろ、「我慢して嫌なことをやらなければいけない」ということが染みつき、『努力すること=嫌なこと』とインプットされてしまいます。

ですから、実際にすることは『我慢』であっても、ポジティブにこなせるようにしてあげることが大切です。

たとえば勉強なら、子どもが勉強する時間に親も一緒に勉強するというのもオススメです。子どもは親の言動をよく見ています。「ママ、〇〇について詳しくなりたいからこれ勉強するね」と目的を教えると、子どもも「じゃあ、私も!」と自然と一緒に始めるようになります。

「勉強って楽しいね!」という声かけも良いでしょう。

使う言葉もちょっとした工夫が大切です。「電車でおやつを食べるなんてみっともないからダメ!」というのではなく、「おうちに帰ってからなら、ジュースと一緒におやつゆっくり食べられるよ」と言うだけで、やることは同じでも、頭の中でその行動がポジティブに変換されます。

努力することは、何かを我慢することかもしれません。でも、その我慢は嫌なこと、辛いことではなく、将来自分がもっと楽しむため、もっと幸せになるために自分が選択してきた、ということを身をもって実感させてあげることが大事です。

いかがでしたか?当たり前のことかもしれませんが、大人だって実行するのは難しいこと。

甘やかすのでもなく、厳しくするのでもなく、子どもが「これから自分がより良くなるために」最善の方法を自分で選択できるよう、ぜひできることから始めてみてくださいね。

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