子どもたちに楽しく「生きる力」を ママと子どものサポーター

【細野真悟】子どもが社会人になったら教えたい資産運用の話 1

人生100年時代を生き抜くために
なぜお金の知識を身につける必要があるのか




元リクルートキャリア執行役員で、現在は、個人事業主として複数の企業の戦略顧問をしながらビジネスデザイナーをしています、細野真悟と申します。

先日、僕自身の資産運用法について公開する「お金の教室」というオンライン講座を開催したところ、3日で200人の方に参加していただけました。

そもそもお金の勉強を始めたきっかけは、退職金のほとんどを仮想通貨で溶かすという手痛い経験をしたことがあるからです(爆)。そこから必死になって学びました。



僕は資産運用のプロではないのですが、だからこそ小難しい話は抜きにして、個人がお金に苦労することなく生きていくためのエッセンスを、シンプルにお伝えできるかと思っています。

ここでは、自分の子どもが社会人になったら教えてあげたいと思う資産運用の話をしていきます。

そもそもなぜ、お金について個人が学んでおく必要があると思ったのかというと、理由は3つ。



一番の問題意識は、寿命が延びるのに労働寿命が短くなっていくという予感があるからです。テクノロジーが進化を遂げている今、ビジネスパーソンとしての賞味期限が短くなっているような実感があります。

会社に勤めていたとして、自分が50歳、60歳になったときに下の世代に時代遅れだと言われていない自信がありません。

自分の親世代がスマホもうまく使えないのを残念に思うのですが、たぶん自分が同じ世代になったら同じように子どもたちに、そんなこともできないの? と言われてしまう予感がしています。

つまり、人生100年時代に突入した今、自分自身が働けなくなったとき、稼げなくなったときに、どうやって生きていくのかの設計がますます重要になってくると思います。



また、投資を実際にしてみると、時間を伴う経験が必要だと感じます。それは、商品価格の変動があるため、大きな変動の波に慣れる必要があるからです。

とち狂って、一気に全財産を投入したりすると、精神的におかしくなるので、少額ずつ投資するようにしてくださいね(笑)。

詳しくは、『幸せな小金持ちになるための資産運用との「ほどよい」距離感【株式投資編】』というYouTube動画で学べます。

そして、いざお金について学ぼうとすると、とても難しいと感じる方がほとんどだと思うのですが、その理由は「今を楽しく生きること」と「将来に備えること」が、トレードオフの関係にあるからです。そして、これらの正しいバランスは誰も教えてはくれず、本人が考えていかなければいけません。



また、「何に投資すればいいのか」ばっかり気になって、投資目的を整理できないことも問題です。目的がはっきりしていないと、あらゆる情報に振り回されて疲弊します。

そして、いざ学び始めると、学ぶべきことが多すぎて優先順位がわかりません。YouTube動画でもとてもわかりやすく解説してくれている方がたくさんいますが、彼らが紹介する本を読もうとするだけでも膨大な数になるので、結局何から学べばいいのか全然わからないのです。

では、そもそもお金の知識を身につける目的とは何でしょうか。

僕は目的を、「遅くとも働けなくなるまでに、経済的自由を早く手に入れる」としています。

経済的自由というのは、「総支出<不労所得」という状態のこと。つまり、働かなくても生きていけるというのが経済的自由です。

人によって生活最低基準が異なるので、必要な不労所得の金額も変わってきます。そこは自分でどれくらい必要かを試算してください。

もし、若くして経済的自由を手に入れることができれば、お金のためにやりたくない仕事をやる時間を短くすることができます。

それでは、経済的自由を手に入れるには、一体いくらの資産が必要なのか? ということについて、次回はお話ししていこうと思います。

細野真悟さんコラム一覧はこちらから

読み物連載 専門家たちの一覧はこちらから

最新読み物一覧ページへ
 

執筆者プロフィール
細野真悟



2000年リクルート入社。リクナビNEXTのシステム開発から、営業販促を経て商品企画を経験。その後、新規事業を経て、リクルートエージェントのDXで1年間で数十億の売上UPを実現。

2016年にリクナビNEXT編集長へ就任し、リクルートキャリアの執行役員に。2017年に音楽ベンチャーのnana musicにCOOとして転職。8000万円/月ほどの赤字だった事業を2年半で黒字化。

現在は企業間レンタル移籍プラットフォームのローンディールのCSOとして主に戦略立案と新規事業立ち上げを行いながら、複数のベンチャーの戦略顧問も兼任。また、NTTドコモ、関西電力の新規事業開発部門に外部メンターとして伴走中。