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【細野真悟】子どもが社会人になったら教えたい資産運用の話 2

経済的自由を手に入れるにはどれくらいの資産が必要なのか




元リクルートキャリア執行役員で、現在は、個人事業主として複数の企業の戦略顧問をしながらビジネスデザイナーをしています、細野真悟と申します。

前回の記事では、平均寿命が延びて労働寿命がどんどん短くなっていく世の中では、いかに早く「総支出<不労所得」という状態にもっていけるかが重要である、というお話しをしました。

経済的自由を早いタイミングで手に入れることができれば、お金のためにやりたくない仕事をやる必要がなくなるため、自分が本当にやりたいことに時間を割くことができるようになるからです。

では、ここで問題です。
「経済的自由を手に入れるためには、一体いくらぐらいの資産が必要だと思いますか?」



正解は……。

「6,000万円」になります。

この根拠を今から説明します。

仮に手元に6,000万円があったとして、これをリスクが高くない方法で資産運用すると、大体年率にして5%ぐらいの利益を出すことができます。

ただし、5%分がそのまま入ってくるのではなく、運用益に対して20%は税金でもっていかれるため、5%の利益に対して税引き後は4%が年間で入ってくる計算です。

つまり6,000万円の4%で、年間240万円が元本を減らすことなく永遠に入ってくるお金というわけです。



さらに、65歳以上になれば厚生年金に入っていた方は、168万円分(ただし、フリーランスの方など国民年金のみの場合は、年間60万円)が年金として毎年支給されるので、先ほどの240万円の運用益と合わせれば、年収にして408万円で暮らすことができることになります。

さらに知っておくとお得な情報なのですが、年金受給を65歳ではもらわず、70歳まで繰り下げ受給にすると、もらえる金額が142%アップの年間239万円もらえるそうです。

これが、6,000万円あれば経済的理由を手に入れられるとお伝えした理由です。

どうでしょう?
これだけあれば、そこまで切り詰めずに暮らしていけそうではないですか。

この事実を知ることこそが、お金の勉強の一番大事なポイントです。



どうやって早く6,000万円を作り出し、やりたくない仕事を減らしていくかを、社会人になった瞬間から考えられるかが大きな分かれ道になります。

初任給で高級時計を買ったり、旅行や飲み歩きで散財している場合じゃないってことです。

次回は、最短で6,000万円を稼ぎ出すために、どのように考えて行動すればいいかについてお話しをしたいと思います。

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執筆者プロフィール
細野真悟



2000年リクルート入社。リクナビNEXTのシステム開発から、営業販促を経て商品企画を経験。その後、新規事業を経て、リクルートエージェントのDXで1年間で数十億の売上UPを実現。

2016年にリクナビNEXT編集長へ就任し、リクルートキャリアの執行役員に。2017年に音楽ベンチャーのnana musicにCOOとして転職。8000万円/月ほどの赤字だった事業を2年半で黒字化。

現在は企業間レンタル移籍プラットフォームのローンディールのCSOとして主に戦略立案と新規事業立ち上げを行いながら、複数のベンチャーの戦略顧問も兼任。また、NTTドコモ、関西電力の新規事業開発部門に外部メンターとして伴走中。