【松林奈萌子片づけコラム第2弾】“いたずら怪獣”がいても自宅キレイをキープする方法3
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こんにちは!家と心を輝かす片づけのプロ、ライフオーガナイザー®の松林奈萌子です。『“いたずら怪獣”がいても自宅キレイをキープする方法』をお送りしております。
連載3回目のテーマは「破る」「切る」です。リカバリーがなかなか難しい今回のいたずら。皆様も頭抱えていませんか?
お子様が障子をビリビリ破るとか、ちょっと触れて指でプスっと穴開けてしまうとか(笑)
他にも我が家のさっちゃん怪獣、兄の新品の縄跳びを切ってみたり、自分のパジャマズボンを切ってみたり、色々してくれています。
さぁ、そんないたずらはどのようにリカバリーができるのでしょう。
1 障子破り
お片づけサポートにお伺いした際にも障子紙が破れたまま放置状態になってしまっているお宅をよくお見かけします。小さな穴だからと放っておくと、そこから大きな破れにつながりますし、見た目が悪いだけでなく、障子破れを放っておくと割れ窓理論で家庭環境悪化にもつながるとまで言われています。

そこで、私が応急処置的に行っているのが、「ひと枠だけ張り替える」方法です。カッターナイフと定規を使って軽い切り込みを入れ(強く切り込みを入れると障子枠を傷つけてしまうのでご注意ください)ひと枠だけくり抜きます。そこにスティックのりなど市販のりを障子枠に塗り、障子紙を貼り、枠に沿って余白部分を切り取るだけ。

全部張り替えなきゃ、専用の道具を使わなきゃ、と思うと億劫になりますが、
ひと枠だけを、使い慣れた文房具で修復するのでとっても簡単です。
新しい障子紙の部分だけ色味がほんの少し違いますが、我が家の場合は西日が当たるため、数日経つと同色になります^^
ついでに窓枠の水拭きもすれば、破られる前よりも自宅をキレイな状態にすることが出来て、「普段なかなか手が行き届かない場所のお掃除ができて良かった♪」と思えますよ。お試しください。

2 ハサミで切る。
縄跳びや紐、紙など、切られてしまったものはやはり元には戻らないです。ですが見方を変えれば、ハサミを使ってで何かをしたい欲求の表れ。

そこで2歳の時に、娘専用ハサミと切り絵折り紙を渡してみました。すると2才で上手に切り絵。

4歳の今、すごい速さで切っています。

”いたずら怪獣”の「できる!やりたい!」を満たしながら、自宅キレイをキープすることはできるのです。リカバリー方法や転換方法を持っておくことで、いたずら怪獣のいたずらにイライラすることも減りますのでお試しください。
皆様のお宅にいる”いたずら怪獣”の「破る」「切る」体験談も是非お聞かせください。
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