【篠田恵】自分の得意なスキルを意識的に活用し、偶然をキャリアに活かす方法 <好奇心スキルの活用事例と行動のヒント>

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2022.01.18

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【篠田恵】自分の得意なスキルを意識的に活用し、偶然をキャリアに活かす方法 <好奇心スキルの活用事例と行動のヒント>

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【篠田恵】自分の得意なスキルを意識的に活用し、偶然をキャリアに活かす方法 <好奇心スキルの活用事例と行動のヒント>

One more career 人生の選択肢を一緒につくるキャリアコンサルタント 篠田恵です。

前回は、自分が得意なスキルを知って今は、キャリアビジョンが描けなくても興味のあることをやってみる。そのキッカケとして「偶然を未来に活かす『5つのスキル診断』」をご紹介しました。

今回は、「好奇心」「持続性」「柔軟性」「 楽観性」「リスクテイク」という5つのスキルの中から「好奇心」に着目していきます。そして、好奇心を起点に偶然を計画的に起こす方法についてお伝えします。


◎好奇心スキルを活かすポイントは「脱・コンフォートゾーン」

前回の記事では、
Q1、好奇心何事にも好奇心をもって取り組むことができる 

という上記の質問に対して、ご自身で5段階評価をしていただきました。

そして、好奇心を活かすポイントは、ずばり、脱コンフォートゾーン!これに尽きます。

具体的に何をすればいいのかというと、自身の興味関心があることの幅を広げて、今まで接点がなかった不慣れな場所や新しい機会に飛び込んでみることが大事です。

なぜ新しいことに触れることが良いのかというと、いつもと変わらない人と一緒にいるだけでは、ポジティブな偶然が起きにくいからなんです。

だからこそ、居心地がいいとわかっている場所から小さな一歩を踏み出して、環境を変えてみることに意味があります。

もし今、あなたが育児中で、思うようにスキルアップの時間が取れていないなとか、転職したいと思っているけれど、何も具体的には動けてないなと漠然と不安を感じているのだとしたら、今すぐにできることから取り組んでみてください。


◎好奇心スキルの活用事例

好奇心スキルの活用事例としては、次のようなものがあります。

・行ったことがない場所に行ってみる(場所)
・初対面の人に会う(人)
・新しいことを体験する(テーマ)
・いつもと違う時間の使い方をしてみる(時間)

つまり、興味のある場所・人・テーマ・時間を切り口にして、具体的なアクションにつなげてみるということです。

そのためにも、日頃から自分は何に興味をもっているのかに目を向けてみてください。

場所、人、コンテンツ、モノ、情報、データ、など人によって興味を抱く分野はさまざまですよね。まさに、100人100通りだと思うので、自分が何に興味をもちやすいのか、その傾向をまずはじっくりと振り返ることが大事です。

すると、そこに共通した何かが見出されるので、共通点を引き金にしてさらに興味・関心を広げ、行動につなげるのがおすすめです。

今はたとえ漠然としていても、自分が興味のある人、物、情報、データをフックに次のような行動をとってみてください。

・調べる
・連絡してみる
・人に聞く
・会いに行く
・発信する
・助けを求める

このように、考えるよりも前に小さくてもいいので、実際に動いてみてください。

まずは、一歩踏み出してみること。
すると、想像してなかった人との出会いや広がりが生まれるかもしれません。

興味関心の幅を広げ、不慣れな場所や新しい機会に飛び込んでみたことがひとつのきっかけとなり、ポジティブな偶然に繋がった筆者の実例をご紹介します。


◎興味関心の向くままに行動したことが、現在のキャリアとなった

1:就活200社全滅から、キャラ違いなルイ・ヴィトンにエントリーし、奇跡の内定。異端児ゆえに、どこに転勤しても「あの面白いマネージャー呼んできて」とすぐ顧客さまに覚えてもらえた。

2:転勤で全国5店舗を経験し、のべ200名の人材育成を経験。生涯を通して、人のキャリアに関わる仕事がしたいと思える経験ができた。

3:ママ友ゼロの状態から、転勤先の品川区で子育て支援団体を発足。ハイブランドで培ったスキルや経験が、商店街でも役に立つとわかり、点と点は線で繋がるんだと実感。

4:42歳で2人目の体外受精を経て妊娠&出産。

5:43歳になって、産後3ヶ月目から国家資格キャリアコンサルタントにチャレンジ。人生初のスクーリングや勉強会に参加。キャリアコンサルタントを軸とした複業キャリアを再構築。

いかがでしょうか?
全てに共通しているのは、気になったらすぐに自分からはじめの一歩を踏み出したということです。

ポジティブな偶然が重なって、現在のキャリアとなったのですが、始まりはいつも、「おもしろそう!興味ある!」という、自分の内から湧き上がる好奇心でした。居心地の良い場所にずっといたとしたら、今の私はいなかったと思います。

だからこそ、好奇心のスキルをフル活用して、キャリアに新しい選択肢を与え、人生に広がりをもたせていただきたいのです。

最後に、あなたの2022年が飛躍の年になるメッセージとして、好奇心を具体的アクションにつなげる2つの質問を贈らせてください。


◎好奇心を具体的アクションにつなげる2つの質問

Q1:一度も調べたことはないけれど、気になっていることはなんですか?

具体的アクション:気になっていることを実際に調べてみる、人に聞いてみる、教えてほしいと発信してみる

Q2:前から興味があって、会ってみたいと思っている人は誰ですか?

具体的アクション:実際に会いに行ってみる、連絡してみる、紹介してもらう、調べてみる

早朝に一人で過ごす静かな時間をつくって、じっくり自分と向き合ってみてください。

厳しいことを言えば、待っているばかりではポジティブな偶然は起こりません。

得意な好奇心スキルを活用して、不慣れな場所や新しい機会に飛び込み、自ら偶然を掴みにいってみるのはいかがでしょう?2022年は、一緒にチャンスを掴みにいきましょうね!

次回は、持続性スキルのポイントと、具体的な活用事例、行動に繋がるヒントについて理解を深めていきたいと思います。持続性を起点として、偶然を計画的に起こす準備をしていきます。

ではまた次回、お会いできるのを、楽しみにしております。

One more career キャリアコンサルタント 篠田恵でした。


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<執筆者プロフィール>


篠田恵
国家資格キャリアコンサルタント/育休後アドバイザー

1977年北九州生まれ。大学卒業後、ルイ・ヴィトンジャパンに入社13年勤務。

現在は、社外キャリアコンサルタントとして1on1コーチ、キャリア面談、セミナー、コラム執筆、複業キャリア支援、コミュニティ主宰等「キャリアに新たな選択肢を」をモットーに、自身も複業パラレルワーカーとして活動中。

篠田恵さんのプロフィールの詳細はこちらをご覧ください