【篠田恵】自分の得意なスキルを意識的に活用し、偶然をキャリアに活かす方法 <リスクテイク スキルの活用事例と行動のヒント>

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2022.05.18

篠田恵

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【篠田恵】自分の得意なスキルを意識的に活用し、偶然をキャリアに活かす方法 <リスクテイク スキルの活用事例と行動のヒント>

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【篠田恵】自分の得意なスキルを意識的に活用し、偶然をキャリアに活かす方法 <リスクテイク スキルの活用事例と行動のヒント>

One More Career 人生に新たな選択肢を。社外キャリアコンサルタント 篠田恵です。


前回は、「偶然を未来に活かす『5つのスキル』」の中から「楽観性」に着目し、その活用ポイントと活用事例、具体的アクションにつなげる質問の仕方をご紹介しました。

今回は、「好奇心」「持続性」「柔軟性」「楽観性」「リスクテイク」という5つのスキルの中から「リスクテイク」を取り上げ、偶然を計画的に起こす方法についてお伝えします。


◎リスクテイク スキルを活かすポイントは「コネクティング・ドッツ」

以前配信したこちらの記事では、


Q5 リスクテイク

いろんなことにチャレンジするのが好きな方だ

という質問に対して、5段階評価をしていただきましたが、このリスクテイクを活かすポイントとは、ずばり「コネクティング・ドッツ」の思考です。

VUCAの時代、今までの予測はあてになりません。

かといって、未知なことへのチャレンジには、失敗やうまくいかないことが起きる可能性が高くなる。だから、スキルアップやキャリアアップを目指して、転職したくても、失敗するのが怖くて尻込みしてしまう。


そんな方も多いかと思います。

しかし計画的偶発性理論を唱えたクランボルツ先生は、望むキャリアビジョンの実現には、積極的にリスクを取る冒険心スキルが役に立つといいます。

また、スティーブジョブズ氏も、スタンフォード大学卒業式、伝説のスピーチ内で、


「失敗するかもしれない、それでも、先には素晴らしい世界が待っていると思って、積極的にリスクをとっていこうよ。

すると、点と点がどこかで一つに繋がっていく、そう信じてチャレンジし続けよう」


という「コネクティング・ドッツ」の考えを教えてくれています。


“将来をあらかじめ見据えて、点と点をつなぎあわせることなどできません。

できるのは、後からつなぎ合わせることだけです。


だから、我々はいまやっていることがいずれ人生のどこかでつながって実を結ぶだろうと信じるしかない。


運命、カルマ…、

何にせよ我々は何かを信じないとやっていけないのです。

私はこのやり方で後悔したことはありません。

むしろ、今になって大きな差をもたらしてくれたと思います。”

- Apple創業者,スティーブ・ジョブズ 

引用:日本経済新聞.@Silicon Valley.「ハングリーであれ。愚か者であれ」ジョブズ氏スピーチ全訳.2011/10/9“


リスクテイク スキルを活かすポイントはすばり、「コネクティング・ドッツ」の思考です。


今の時代にも、転機の多い育児期女性にもピッタリの考え方で、私は、この考え方をモットーに生きています。


では次に、リスクテイクスキルの活用事例をいくつか紹介させていただくので、ぜひ試してみてください。


◎リスクテイクスキルの活用事例

・安定した将来より、挑戦を選択し、うまくことが運んだ経験を振り返る

・挑戦する時の小さな小さな始めの一歩が何だったのか具体的に振り返る


つまり、思い切ってリスクを選び取ってみて、うまくいった経験と、その始めの一歩を具体的に振り返ることで、イメージできなくても、エイヤーとやってみるきっかけを自ら掴んでいこうというご提案です。


いきなり大きな冒険にチャレンジしようとすると、踏み出せなくなるので、まずは小さな日常の冒険を積み重ねていくのがおすすめです。


小さな冒険の蓄積が、大きな冒険をするときの力になる、そう信じて自らの可能性を広げていきましょう。


◎シュミレーションできないことへのチャレンジが人生を面白くする

今からお話するのは、私自身のキャリアの遍歴の事例です。


1.ママ友ゼロの転勤先で、子育て支援団体をゼロから立ち上げ、1年後、品川区自民党政策セミナーで政策提案を実施。


2. 専業主婦から、未経験でアロマ講師となり、1年間で200名の親子が受講


3.資格もないのにキャリア支援を始め、確定申告が必要となり個人事業主へ。


4、43歳で8年ぶりの育児をしながらスキルアップのために国家資格を取得。B to CからB to Bへキャリアアップ

いかがでしょうか?

全てに共通しているのは、私の場合、圧倒的にシュミレーションできない状況(初/業界・初/職種・初/地域・初/働き方)でのチャレンジです。


なぜそんなにチャレンジできるんですか?

と聞かれますが振り返ってみると理由は2つ。

まず1つ目は、ルイヴィトンを退職した後も、私は働きたくて、働きたくて、どうしようもなかったんです。13年勤めた会社を辞めて痛感したのが、自分にとって働くことそのものが「報酬」だったということでした。


2つ目が、もう一度働くためだったら、今の自分にできることは何でもやってみる(ただし、自分でコントロールできないことはやらない)と決め、ただひたすらに取り組んできただけなんです。


「生涯現役で人の成長や変化に関わっていきたい!」


これが私が働く目的であり、原動力。


これからも、人の成長や変化に関わりながら、自分自身も変幻自在にキャリアを紡いでいきたいと考えています。


自分では予測できないことへのチャレンジは、あなた自身の可能性の窓を広げるキッカケになります。

人生をもっと彩り豊かに、面白く生きていきたい方へは、シュミレーションできない未知のことへのチャレンジがおすすめです。

最後に、リスクテイクを具体的アクションにつなげる1つの質問を贈らせてください。


◎リスクテイクを具体的アクションにつなげる1つの質問

Q:思い通りにならない中でも、行動できた経験について

「はじめの一歩は、どのような行動でしたか?」

「その時の気持ちは?」

「やってみて、どうでしたか?」


今、このタイミングで思い出しながら、ぜひ書き出してみてください。

具体的アクション:


育児や、ライフイベントなどの転機で、思い通りにならないことは、あまたご経験されていると思います。


日々自分にとって当たり前のように乗り越えていることも、見方を変えたら、シュミレーション不可能なことへのチャレンジ行動とも言えます。


予測不可能な状況下で挑戦した経験を、やっておしまいにするのではなく、この機会に丁寧に振り返りましょう。

・具体的に何に取り組み

・結果どうだったのか

・自分の解釈・気づきから

・次からどうしたいか


やりっぱなしにしないで、自分で振り返り、次に活かすリフレクションをぜひ習慣として取り入れてみてください。


次回は、<5つスキルの活用>まとめと題しまして、成功事例と失敗事例をご紹介していきたいと思います。


ではまた、お会いできるのを、楽しみにしております。


キャリアに新たな選択肢を。

One More Career 社外キャリアコンサルタント 篠田恵でした。


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<執筆者プロフィール>


篠田恵

国家資格キャリアコンサルタント/育休後アドバイザー

1977年北九州生まれ。大学卒業後、ルイ・ヴィトンジャパンに入社13年勤務。

現在は、社外キャリアコンサルタントとして1on1コーチ、キャリア面談、セミナー、コラム執筆、複業キャリア支援、コミュニティ主宰等「キャリアに新たな選択肢を」をモットーに、自身も複業パラレルワーカーとして活動中。

篠田恵さんのプロフィールの詳細はこちらをご覧ください