【篠田恵】ワーママによる、ワーママのための「キャリアチェンジ成功法則」②

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2022.10.18

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【篠田恵】ワーママによる、ワーママのための「キャリアチェンジ成功法則」②

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【篠田恵】ワーママによる、ワーママのための「キャリアチェンジ成功法則」②

キャリアに新たな選択肢を。社外キャリアコンサルタント 篠田恵です。

前回は、子育てしながらキャリアチェンジを実現するためには、「何のために働くのか」という働く目的が何よりも大事だという話をしました。

今回より、ワーママによる、ワーママのための「キャリアチェンジ成功法則」というテーマで、子育てしながらキャリアチェンジを実現する具体的な方法についてご紹介していきます。


キャリアチャンジとは?

「キャリアチャンジ」とは、一般的にはこれまでのキャリアとは異なる業界や職種に変えることを意味します。
引用元:weblio 辞書

しかし、ここでは、書籍『ライフ・シフト』で紹介されているように「教育-仕事-引退」の3ステージから、「学び直し、ボランティア、起業、会社員」といった、マルチステージへの変化も含め「キャリアチェンジ」と定義しています。


ライフ・シフトの実践が、キャリアチェンジにつながる

『ライフ・シフト』は発売から6年で42万部を突破した、未だ読み継がれている名著です。

本書に書かれている「キャリアチェンジ」ですが、いざ実践するとなるとリスクを伴うため、なかなかはじめの一歩を踏み出せない人が多いのではないでしょうか。

そこで今回の連載では、『ライフ・シフト』で推奨しているマルチステージの生き方について、実際のワーキングマザーの事例をもとにお伝えします。

ワーママによる、ワーママのための「キャリアチェンジ成功法則」を見ていきましょう。


ライフイベントの転機を味方につけて、キャリアチェンジの一歩目を踏み出そう

私自身、キャリアコンサルタントとして、日頃から社内外よりキャリアチャンジを望む女性の目標達成をサポートしているので、多くの悩みを耳にします。

実際、30~50代の女性は、プライベートを含めて環境が大きく変化する時期。

例えば、結婚、引っ越し、出産、育児、介護などのライフイベントがあると、それに応じて時短・転職・副業・起業と働き方を大きく変える必要が出てきます。

また、コロナにより急速に新しい生活様式が普及し、働き方そのものが対面からオンラインへと切り替わりました。私たちは想像以上に自分を取り巻く環境から、大きな影響を受けて生活しています。

この環境の変化こそが、人生を変えるチャンスであると考えて、行動し続けた人は、はじめはうまくいかなかったとしても、キャリアチェンジを成功させることができる人だと私は思います。

なぜならば、自分で決めて行動することで経験が蓄積されて、それがその人独自の資産となるからです。経験によって自信が得られることで自らも変わり、訪れるさらなる転機に対しても臆することなく柔軟に行動できるようになります。

その積み重ねこそが、キャリアチェンジに繋がるのです。


キャリアチェンジを成功させる一番の近道は、越境体験だ

ライフイベントによる転機をチャンスに変えて、キャリアチェンジを成功させる一番の近道は、環境を変えることです。これは、つまり越境体験になります。

「越境体験」とは、現在の自分が置かれている環境とは違う環境に身を置くこと。

例えば、越境体験と検索してみると、以下の取り組みが紹介されています。

*プロボノ

職業上のスキルや専門知識を活かして取り組むボランティア活動

*ママボノ

育休中や離職中の子育て女性たちが、仕事復帰に向けたウォーミングアップと同時に社会貢献活動を行える場

*二枚目の名刺

本業とは別に一定期間継続して行う活動や仕事、役割を持つ「パラレルキャリア」の実践

*経済産業省「未来の教室」事業

社会課題の現場への越境プログラム

*日本女子大学 リカレント教育課程

働く女性のためのライフロングキャリアコース(社会人大学院)

*グロービズ経営大学院(ビジネススクール)


*地方企業やスタートアップでの副業マッチングサービス



一歩先行く実践者が複数いる、学びの場に参加しよう

このように、越境体験という言葉一つとっても、学び直しから始めるもの、既にある経験やスキルを社外で試してみるもの、副業として対価をいただくものと、様々なスタイルのやり方があることがわかります。

しかし、子育て中はただでさえ時間がないので、今の仕事にプラスαで時間や労力を割くのは、なかなかハードルが高いことかと思います。

そこで、私がおすすめしているのが、キャリアチェンジをした一歩先を行く実践者が複数いる、学びの場に参加することです。


普通の日常では感じることが少ない「飢餓感と違和感」が原動力に

キャリアチェンジの実践者が複数集まる学びの場に参加する目的は、自分の一歩先を行く人の思考、習慣、行動に触れることができるからです。

それによって、キャリアを主体的に変えている人の行動習慣と、現在の自分との違いを体感することにできます。

その過程で、「私の人生このままでいいのだろうか」「このままで、自分の人生終わらせたくない」といった、現状に対する飢餓感や違和感が生まれます。そして、「なんとしてでも、自分で自分の人生を変えるぞ」という原動力へと繋がっていくのです。

自ら一次情報を取りにいくことが、はじめの一歩!

どうやって自分の一歩先を行くキャリアチェンジを実現した人に出会えるのでしょうか?

それは、一次情報を自分で取りに行く!、これにつきます。もちろん、ネット検索でもいいのですが、その情報だと玉石混合です。2次情報だけで判断するのではなく、気になる人やコミュニティ、学び直しの学校など、自分で調べて確認してみましょう。

自分で調べて判断したことならば、例え失敗したとしても、人のせいにすることなく、自分の責任として次に活かすことができます。まずは、自分を取り巻く環境から変えてみること。

それも主体的に自ら一次情報を取りにいくという一歩から、ぜひ始めてみてください。

実際に、オンライン学習サービスで新しいスキルを習得後、今までの経験と掛け算し、口コミと紹介するだけで、新規予約は3ヶ月先まで埋まっているという方もいます。

その方は、3人の子育て真っ最中のワーママなのですが、オンライン学習サービスを選択する前は、代表のSNS、ブログ、YouTubeなどを全てを確認して、この方から学びたいと自らの意志で決めて、1年間で新しいスキルを習得して、キャリアチェンジを実現することができました。

柔軟に行動できるスキルが、あなたのキャリアチャンジを可能にする

「強い者、賢い者が生き残るのではない。変化できる者が生き残るのだ」
これは、進化論で有名なダーウィンの名言ですが、それと同じで人生100年時代に欠かせないのは、柔軟に変化できるスキルだと私は思います。

柔軟に変化するためのスキルの一つとして、今回は主体的に自ら一次情報を取りにいくことの大切さをお伝えいたしました。いつでもどこでもサイバイブできる自分でいることが、未曾有の時代を生き抜く子どもたちへのエールにつながると信じています。


「キャリアチェンジ成功法則」
10月の目標とアクションプラン

キャリアチェンジを着実に達成していくために、今月よりおすすめの目標設定とアクションプランをご紹介いたします。

こちらもまた、実践するかどうかは、ご自身で判断してください。自分流に目標やプランをアレンジするもの大歓迎です!一つの目安としてご活用ください。

【キャリアチェンジを達成するための10月の目標】
「一歩先行く実践者が複数いる、学びの場に参加してみる」
【そのためのアクションプラン】
「自ら一次情報を取りに行く」

〆切と、数値、いつ、どのように実践するのかは、ご自身で設定してみてください。

どんなに情報収集しても、本を読んでも、学んでも、残念ながら行動しなければ、人生は変わりません。あなたの人生を引き受けられる人は、あなたしかいないのです。

小さな一歩の積み重ねが、キャリアチェンジを可能にします。ぜひ一緒に、未来の可能性を広げていきましょう!

次回からは、ワーママによる、ワーママのための「キャリアチェンジ成功法則」、STEP1 自己理解に取り組んでいきましょう。

次回もお楽しみに!
社外キャリアコンサルタント篠田恵でした。


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<執筆者プロフィール>


篠田恵

国家資格 キャリアコンサルタント/育休後アドバイザー

〜キャリアプランはいらない〜

想像以上の自分に会えるキャリアのつくり方

1977年北九州生まれ。
大学卒業後、ルイ・ヴィトンジャパンに14年勤務後独立。
全国5店舗200名の人材育成を経験する中で、問題児が別人のように化ける姿を目の当たりにし、唯一無二のキャリア開発にやりがいを見出す。

以来、社内外のキャリアコンサルタントとして活動中。
キャリア形成支援歴は15年間でのべ700名。


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