【頼藤太希】税金を控除しながらお礼まで受け取れる!ダブルでお得なふるさと納税

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2022.03.29

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【頼藤太希】税金を控除しながらお礼まで受け取れる!ダブルでお得なふるさと納税

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【頼藤太希】税金を控除しながらお礼まで受け取れる!ダブルでお得なふるさと納税

ふるさと納税、みなさん毎年利用していますか?
   
「ふるさと納税? 聞いたことはあるけどやったことない」ならもったいない! ふるさと納税はサラリーマンでも節税ができてお礼も受け取れる、ダブルでお得な制度です。

 
今回はふるさと納税の仕組みやお得な活用法をご紹介します。まだやったことのない人は、今年こそふるさと納税デビューしましょう。

 
◎ふるさと納税は「寄付」の制度

ふるさと納税は「納税」とついていますが、自分が選んだ自治体に「寄付」をする制度。寄付をすると、2,000円を超える金額を所得税・住民税から控除(差し引くこと)することができます
 

そのうえ、多くの自治体では、寄付した金額に応じてお礼の品(返礼品)がもらえるという嬉しい仕組みです。

ふるさと納税といえば、豪華な肉や魚、果物などをもらうイメージの方も多いでしょう。CMなどでもよく見かけますね。そうした返礼品をもらいながら、サラリーマンが自己負担2,000円で節税対策ができるのですから、お得ですね。
 

◎ふるさと納税の税金の控除のしくみ

ふるさと納税の寄付金のうち、2,000円を超えた部分は、「寄附金控除」という仕組みで所得税・住民税から差し引かれます。たとえば、ふるさと納税で1万円を支払った場合、次のように8,000円が控除されます。
 

◎ふるさと納税で1万円を支払った場合の還付金と控除額

                            筆者作成

 
ふるさと納税を行い、確定申告をすることで所得税が還付され、翌年の住民税が安くなります。確定申告とは、1年間の所得を計算して申告・納税する手続きです。
 

2021年度分からは、各自治体から送られてくる「寄付金受領証明書」に代えて、ふるさと納税サイト(特定事業者)が発行する「寄附金控除に関する証明書」を1枚添えて確定申告をするだけで手続きできるようになりました。
 

それまでは「寄付金受領証明書」を寄付した数だけ用意しなければならなかったので、嬉しい改正です。もちろん、これまで通り、寄付金受領証明書での確定申告も可能です。
 

確定申告の必要のないサラリーマンで、寄付先の自治体が5つ以内であれば、確定申告をしなくてもふるさと納税ができる「ワンストップ特例」が便利です。
 

なお、ワンストップ特例を利用した場合は、所得税の還付がない代わりに、その分も住民税から控除されます。
 

注意! 自己負担2000円で済むふるさと納税には「上限額」がある

ふるさと納税で注意したいのが、寄付額に上限額があること。ふるさと納税自体は上限額を超えてもできるのですが、超えた分は税金の控除が受けられません。ですから、ふるさと納税は上限額ぎりぎりまでがおすすめです。
 

ふるさと納税の自己負担の上限額は、年収や家族構成により変わります。
 

◎ふるさと納税の上限額の目安

たとえば、年収600万円で高校生の子が1人いる世帯の場合、上限額は6万9,000円です。ふるさと納税の寄付額を6万9,000円に納めれば、自己負担が2,000円で済みますので、もっとも効率よく節税ができるというわけです。
 

なお、自分の上限額を詳しく知りたい場合はふるさと納税サイトのシミュレーションが便利。一度チェックして、自分の上限額を知ったうえでふるさと納税しましょう。
 

◎お得にふるさと納税をするには?

ふるさと納税をさらにお得にする3つのポイントを紹介します。ぜひ活用してくださいね。
 

【ふるさと納税活用ポイント1】

寄付金はクレカ払いでポイントも得

ふるさと納税の寄付金額は、それなりにまとまった金額です。ですから、クレジットカードで支払えば、その分クレジットカードのポイントも手に入ります。節税対策・返礼品に加えて、ポイントでも得しましょう。
 

【ふるさと納税活用ポイント2】

「ふるさと納税ポイント」で好きなときに商品ゲット

自治体によっては、寄付金を「ふるさと納税ポイント」などに交換して繰り越せるところもあります。
 

繰り越したポイントは、欲しい返礼品が出てきたときに交換してもいいですし、たくさん貯めてより高額な返礼品を目指すのもいいでしょう。ただし、ポイントには有効期限がある場合もある(多くは2年)ので、期限切れには注意しましょう。
 

【ふるさと納税活用ポイント3】

狙い目は食品や日用品

ふるさと納税の狙い目は普段使いのお米・調味料・水といった日持ちのする食品や、ティッシュペーパー・トイレットペーパー・洗剤といった日用品。こうした返礼品をもらえば、家計の節約に役立ちます。


なお、ふるさと納税の返礼品は、早期に締め切ってしまう場合も多くあります。ふるさと納税はその年中であれば、いつやっても節税効果は同じではありますが、年末ギリギリにやるよりも、年の前半にやっておいた方がお得なものや目玉商品を返礼品としてもらいやすいかもしれません。日頃からチェックしておいて、「これ」というものがあったら早めに申し込むことをおすすめします。
 
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<執筆者プロフィール>

頼藤太希

(株)Money&You代表取締役。中央大学客員講師。ファイナンシャルプランナー(AFP)。日本証券アナリスト協会検定会員。

慶應義塾大学経済学部卒業後、外資系生保にて資産運用リスク管理業務に従事。2015年に(株)Money&Youを創業し、現職。女性向けWEBメディア「FP Cafe」や「Mocha」を運営。著書は『はじめてのお金の基本』『そのままやるだけ!お金超入門』『はじめての資産運用』『1日5分で、お金持ち』『はじめてのNISA&iDeCo』など多数。twitter→@yorifujitaiki