【吉野加容子】発語がゆっくりな子の言葉の発達がみるみる伸びるサポート方法

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2022.11.24

吉野加容子

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【吉野加容子】発語がゆっくりな子の言葉の発達がみるみる伸びるサポート方法

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【吉野加容子】発語がゆっくりな子の言葉の発達がみるみる伸びるサポート方法

幼稚園などに通い始めると、同じクラスの子と比べて、うちの子は言葉が遅いかもしれない・・・なんて心配になることはありませんか?

言葉数が少なかったり、質問に対する返事がちぐはぐだったりすると気になりますよね。

今回はそんな言葉の遅れが心配なママに、おうちでできる言葉が発達するサポート方法をお伝えします。

我が子の言葉が遅いと感じた場合、たくさん話してほしい!という気持ちから、さまざまな質問を投げかけて、とにかく子どもに話をさせようとしていませんか?

実はこの対応、あまりお勧めできません。
言葉を話すためには、耳から聞いた言葉を聞き分け、何を言われたのか理解することが必要!

ですから、たくさん話をさせることよりも、まずは「聞く力」を伸ばすことが重要なのです。

ここで言う聞く力とは、耳で音を拾う「聴力」ではなく、話を聞く・会話をするなどの場面で役立つ脳の働きのことを指します。

この聞く力は、脳の中で言葉を生み出す力と結びついています。つまり、読むとき、書くとき、言葉を記憶するとき、言葉を理解するなど、言葉を扱うあらゆる場面で関係する、とても大切な力なんです!

ところが、不注意で「聞く集中」が途切れてしまうお子さんは、そもそも聞くことが苦手。「ちゃんと話を聞きなさい!」と叱っても、聞く力は伸びてきません。

真面目なトレーニングで聞く力を伸ばすのではなく、集中しやすいように遊びの要素を取り入れながら、楽しく鍛える取り組みをおすすめしたいと思います。


◆しりとり

しりとりは、言われた言葉を聞いて覚えておき、次の言葉を頭の中で探す簡単な言葉遊びのため、幼児も取り組みやすいと思います。

頭に「あ」がつく言葉は何かな?「あ」から始まる冷たい食べ物は?など質問しながら進めていくと徐々にできるようになってきます。

できるだけ長く続けるには集中力が必要となりますが、その分、トレーニングの効果も上がっていきますよ。


◆たぬき言葉

「たぬき」から「ぬ」を抜いたら何になる?答え「たき」のように、特定の音を抜く言葉遊びです。頭の中で音を操作するので、聞く力と言葉の力が刺激されます。

「おんがく」の「が」を抜いたら?「しんぶんし」の「ん」を抜いたら?など、バリエーションは無限大!変な言葉の響きが楽しくて、げらげら笑うお子さんもいると思います。


◆逆さ言葉

逆さ言葉は、ご存知の通り、「えんぴつ」を逆さから言ってみよう!答え「つぴんえ」という遊びです。

私の経験では、3文字くらいから始めて、人の名前(フルネーム)をスラスラ言えるようになったら十分です。

家族や友達、先生の名前を逆さにすると、子どもはゲラゲラ笑います。いつも接している人の名前が奇妙な響きになるので面白いのでしょうね!

難度を上げたい場合は、ノートブック、グレープフルーツなどカタカナの問題に挑戦してみましょう!

いかがでしたか?ぜひお子さんにあった言葉遊び、親子で楽しみながらやってみてくださいね!

大切なことは、仮にトレーニングがうまくいかなかったとしても、お子さんを責めたり「違うでしょ!」など指摘しないこと。

お子さんの中で、
ママの話をもっと聞きたい!
ママともっと話したい!
という気持ちが芽生えればトレーニング効果は倍増していきますので、ママが肯定的に関わることを忘れないでくださいね!

少しでも子育ての参考になったら幸いです。



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<執筆者プロフィール>

吉野加容子
親子のコミュニケーションをスムーズにして子どもの発達を加速させる
発達科学コミュニケーショントレーナー